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Ⅲ期の胃がんには、より強力な術後療法を

S-1+ドセタキセル併用療法の有効性、JACCRO GC-07試験で明らかに

2018年06月28日 06:10

5名の医師が参考になったと回答 

 Ⅲ期で治癒切除が行われた胃がんに対し、術後療法として標準治療であるテガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合(S-1)単独投与を行う群と、S-1+ドセタキセル併用療法を行う群を比較した第Ⅲ相ランダム化比較試験JACCRO GC-07の結果で、ドセタキセルの併用により3年無再発生存(RFS)率が有意に延長することが示された。名古屋大学病院消化器外科2教授/診療科長の小寺泰弘氏が米国臨床腫瘍学会(ASCO 2018、6月1~5日、シカゴ)で報告した。

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