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急性心筋梗塞患者への酸素療法は無効

長期追跡結果を発表

2018年09月11日 06:00

54名の医師が参考になったと回答 

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 心臓発作を起こした患者に対する酸素療法は100年以上前から行われているが、血中酸素濃度が正常な患者での十分な効果は証明されていない。スウェーデン・Karolinska InstitutetのRobin Hofmann氏らは以前、低酸素状態でない心筋梗塞(MI)が疑われる患者を対象に、酸素療法と空気吸入を比較するDETO2X-AMI※1試験を実施し、酸素療法は1年時点の生存率を改善しないことを報告している※2。今回、同氏らは同試験の長期結果を欧州心臓病学会(ESC 2018、8月25〜29日、ミュンヘン)で報告し、「MIが疑われる患者への酸素療法に心不全予防効果はなく、長期死亡リスクも改善されない」と述べた。なお、詳細はCirculation(2018年8月26日オンライン版)に同時掲載された。(関連記事:「急性心筋梗塞に酸素投与の効果なし」

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