ω3脂肪酸で不安症状が軽減
システマチックレビュー・メタ解析
2018年09月19日 06:00
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ω3脂肪酸の摂取は不安症状を軽減させ、その効果は身体疾患や精神疾患を有する場合に高くなる。国立がん研究センター社会と健康研究センター健康支援研究部長の松岡豊氏、台湾・中國醫藥大學生物醫學研究所教授の蘇冠賓氏らは、不安症状を有する患者を対象にω3脂肪酸の抗不安効果を検討した研究のシステマチックレビューとメタ解析の結果をJAMA Network Open(2018; 1: e182327)で報告。今後は、がんサバイバーにおけるアンメット・メディカルニーズであるがん再発への不安を軽減する研究などにω3脂肪酸を応用することが期待されると展望した。