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23学会が決意発表、肥満症の撲滅目指す

第39回日本肥満学会で「神戸宣言2018」

 2018年10月09日 18:30
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 肥満症の撲滅を目指して、領域を超えて協働する―。神戸で開催された第39回日本肥満学会(10月7〜8日)において、肥満症に関連する23学会の決意が「神戸宣言2018」として発表された。内科系はもとより、外科系、小児科、産科婦人科、整形外科、精神神経系など多くの学会が連携して、領域横断的な肥満症対策を推し進める。

神戸宣言、肥満学会.jpg

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領域横断的にワーキンググループを結成

 日本肥満学会は2000年に「新しい肥満の判定と肥満症の診断基準」を発表。以来、肥満に関連する健康障害を合併し、医学的に減量を必要とする肥満症(obesity disease)を、BMIで規定される肥満(obesity)と明確に区別して治療・管理の対象とすることを提案してきた。

 一方で、肥満がもたらす健康障害は多岐にわたることから、その予防・治療にはさまざまな専門家の協力が必要となる。そこで日本医学会連合の呼びかけの下、肥満症に関連する23学会によるワーキンググループが結成され、肥満症の撲滅を目指し、領域を超えて協働することが合意された。

 第39回日本肥満学会の初日に行われた合同特別プログラムにおいて、ワーキンググループ・グループ長の春日雅人氏(朝日生命成人病研究所所長)により、その決意が神戸宣言2018として発表された。同氏は「日本医学会連合は臨床系96、社会系19、基礎系14、計129学会から成る学術団体。そのうち肥満症と関連する学会が領域横断的に肥満症に対応するワーキンググループを結成することとなり、23学会の参加が得られた。本日まで約1年間にわたり3回の会合を行い、それぞれの専門の立場から肥満症の予防・治療に関する意見を集めてきた」と説明した。

 ワーキンググループに属する23学会は次の通り。日本肥満学会、日本内科学会、日本糖尿病学会、日本動脈硬化学会、日本高血圧学会、日本循環器学会、日本呼吸器学会、日本肝臓学会、日本腎臓学会、日本外科学会、日本整形外科学会、日本小児科学会、日本産科婦人科学会、日本病態栄養学会、日本体力医学会、日本癌学会、日本疫学会、日本老年医学会、日本脳卒中学会、日本肥満症治療学会、日本臨床栄養学会、日本痛風・核酸代謝学会、日本総合病院精神医学会。

大成功の「神戸宣言2006」に続け

 ワーキンググループの今後の活動について、日本肥満学会理事長の門脇孝氏(東京大学大学院糖尿病・代謝内科教授)は「各学会が診療ガイドラインの中で肥満症の問題を掘り下げ、治療や予防に生かしていくことになっている。また、肥満症治療の進め方などについて、科学的なエビデンスをいっそう集積するべく、介入研究またはデータベース研究に23学会が協力して取り組んでいく方針である。さらに、食事・運動療法、肥満外科手術、そして肥満症治療薬の開発などにも力を入れ、治療の向上を図りたい」と抱負を語った。

 第39回日本肥満学会会長を務めた小川渉氏(神戸大学大学院糖尿病・内分泌内科教授)は「2006年にメタボリックシンドローム(MetS)対策に取り組むことをメイン・メッセージとした『神戸宣言2006』が発表された。この12年間でMetSは広く社会に認知されたことから、神戸宣言2006は大変な成功を収めたと私は認識している。同様に、神戸宣言2018により肥満症対策の啓発、周知が進み、国民の健康増進に役立てられればと考えている」と期待を示した。

長谷部弥生

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