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「聞こえる人」に届けたい...ろう者の女性監督が上映に尽力、仏映画公開へ〔読売新聞〕

 2018年10月12日 17:16
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 ろう者の姿を追った仏ドキュメンタリー映画「ヴァンサンへの手紙」(レティシア・カートン監督)が13日から東京・渋谷で公開される。生まれつき耳が聞こえない映画監督の牧原 依里(えり)さん(31)が、当事者に寄り添った内容に共鳴し公開を実現した。牧原さんは「聞こえる人とろう者がつながるきっかけに」と話す。

 ろう者は聴覚障害者で、全日本ろうあ連盟の最近の定義では、日常生活で手話を使う人を指す。ただ以前は、唇の動きで言葉を読み取る「口話法」を優先する教育が主流だった。この映画は手話を言語であり文化と感じさせ、ろう者のありのままの姿を描く。

 映像は、レティシア監督が、今は亡きろう者の男性、ヴァンサンとの友情を語るシーンから始まる。2人は、ろう者への理解を深める映画を作る約束をしていた。監督は彼の知人らを訪ね、ろう者の日常や思いを映し出す。

 登場人物のある男性は、学校で発声の訓練をした。大人になり、「少女のように、か細い声」と言われ、ショックを受ける。

 このシーンを見た牧原さんは「自分の人生を思い返した」という。小学2年まで通った聴覚障害児の学校で、口話法を教えられた。一度も聞いたことがない音を発する練習。「つらくて頭の中が白くかすんでいくようだった」。一般の小学校に転校すると、「声が宇宙人みたい」と笑われた。

 「手話はありのままの気持ちを表現できる言語」と感じる牧原さんにとって、彼らの姿は「もう一人の自分」と映った。

 2年前、ろう者が音楽を体で表現する映画を作った牧原さん。今回の作品公開は、映画の配給や製作を手がけるアップリンク(東京)に働きかけ実現した。

 牧原さんは「ろう者にも色んな考えの人がいて、一人一人の人生があることを映画を通して感じてもらいたい」と話している。

 大阪、愛知、福岡など10都道府県で順次上映。詳しくは公式サイト(http://uplink.co.jp/vincent/)で。

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(2018年10月12日 読売新聞)

ヨミドクター

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