非小細胞肺がんの予後は女性の方が良好
米・前向き症例集積研究で確認
2018年10月16日 17:40
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約1,000例の非小細胞肺がん(NSCLC)患者を前向きに追跡した症例集積研究であるSWOG S0424から、全生存期間(OS)は男性よりも女性の方が長いことが確認された。男女別および喫煙歴の有無別で4群に分けた解析では、OSは喫煙歴がない女性で最も長く、次いで喫煙歴がある女性が続き、喫煙歴がある男性で最も短いことも分かった。同研究を主導した米・Loyola University Chicago Stritch School of MedicineのKathy Albain氏が第19回世界肺癌学会議(WCLC 2018、9月23~26日、トロント)で報告した。