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小細胞肺がん免疫治療、全脳照射の影響は

IMpower133サブグループ解析

2018年12月06日 06:00

4名の医師が参考になったと回答 

 進展型小細胞肺がん(ES-SCLC)では、全身療法による効果が認められた患者の一部に脳転移リスクの低減を目的とした予防的全脳照射(prophylactic cranial irradiation;PCI)を施行する場合があるが、PCIは神経学的な有害事象と関連することが報告されている。先ごろ発表された二重盲検プラセボ対照第Ⅲ相試験IMpower133では、ES-SCLCの一次治療において標準化学療法(プラチナ製剤+エトポシド)に抗PD-L1抗体アテゾリズマブを追加することで全生存期間(OS)および無増悪生存期間(PFS)の有意な延長が示された一方、対象の一部にはPCIが施行されていた。中国・香港中文大学臨床腫瘍学教授のTony Mok氏は、同試験のPCI施行患者における中枢神経系(CNS)関連の有害事象の解析結果を欧州臨床腫瘍学会アジア大会(ESMO Asia 2018、11月23~25日、シンガポール)で報告、新たな安全性の問題は認められなかったことを明らかにした(関連記事:「未治療小細胞肺がんに抗PD-L1抗体が奏効」)。

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