Fc最適化抗HER2抗体によりPFSが延長
第Ⅲ相SOPHIA:抗HER2療法後に増悪のHER2陽性進行乳がんで
2019年06月22日 05:00
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MargetuximabはHER2に特異的に結合して細胞増殖とシグナル伝達を抑制することに加え、Fc領域の修飾により抗体依存性細胞障害(ADCC)活性が強化されたFc最適化抗HER2抗体である。米・University of California, San Francisco Comprehensive CancerのHope S. Rugo氏らは、抗HER2抗体の治療歴を有するHER2陽性進行乳がん患者において、化学療法にmargetuximabを併用することで、トラスツズマブとの併用と比べて無増悪生存期間(PFS)が有意に延長することを米国臨床腫瘍学会(ASCO 2019、5月31日~6月4日、シカゴ)で報告した。