男性も骨密度に要注意!
運動量と骨量減少に有意な負の相関
2019年07月02日 05:10
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骨粗鬆症は、閉経後の女性で好発することが知られている。しかし、中年層および男性における骨粗鬆症の発症リスクについてはあまり報告がない。そこで米・University of MississippiのMartha A. Bass氏らは、35〜50歳の中年男女を対象に低骨密度(BMD)の危険因子との関連について検討した。その結果、男性の28%で大腿骨頸部の骨量減少(osteopenia)が見られ、同部におけるBMDと運動量に有意な負の相関が確認されたという(J Am Osteopath Assoc 2019; 119: 357-363)。