乳がん女性のQOL、内分泌療法が大きく影響
フランスの前向きコホート研究
2019年10月28日 05:05
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乳がん女性のQOLに対する内分泌療法と化学療法の影響について、これまでの考え方を覆すような研究結果が報告された。一般的に持たれている印象とは逆に、内分泌療法は化学療法よりも患者のQOLを広範かつ長期にわたり低下させ、特に閉経後の患者で顕著であることが、フランスの前向きコホート研究から示された。化学療法の影響は一過性だった。フランス国立保健医学研究所(INSERM)Unit981, Gustave Roussy, Cancer CampusのArlindo R. Ferreira氏らがAnn Oncol(2019年10月8日オンライン版)で発表した。