HPVワクチン、疼痛・不安への対応策は?
2020年09月11日 14:42
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日本では定期接種となっているものの、積極的勧奨が差し控えられているヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン。そうした中、今年(2020年)5月には9価HPVワクチンが承認され、医療従事者でない若年女性からも接種を希望する声が上がるなど、少しずつ状況に変化が見られつつある。一方で、接種時の疼痛や不安を訴える患者が存在することも事実だ。日本小児科医会理事で彩の国予防接種推進協議会会長の峯眞人氏は、そうした疼痛や不安の予防およびワクチン接種後の対応について、第144回日本産婦人科医会記者懇談会(9月9日、ウェブ開催)で解説した。