WHOがAZコロナワクチン緊急使用を許可
2021年02月25日 12:16
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アストラゼネカは本日(2月25日)までに、同社が製造する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンが、世界保健機関(WHO)の緊急使用リスト(EUL)に追加されたことを発表した。
EULは、4~12週の間隔で同ワクチンの2回接種を可能としている。2回目の接種後15日以降にCOVID-19による入院ならびに重症例の報告はなかった。
WHOの予防接種に関する戦略的諮問委員会(SAGE)は、8~12週の接種間隔での本ワクチンの使用を推奨。SAGEは、南アフリカのB1.351変異株を含む新たな変異ウイルスが流行している国々においても本ワクチンの使用を推奨している。
なお、同社のCOVID-19ワクチンは、通常の冷蔵温度(摂氏2~8度)で最低6カ月間保管、輸送および管理が可能であり、既存の医療体制において投与が可能である。