メニューを開く 検索

トップ »  医療ニュース »  2021年 »  短報 »  心不全の体液貯留に対する水利尿薬OPC-61815が承認申請

心不全の体液貯留に対する水利尿薬OPC-61815が承認申請

経口投与できない患者への新たな治療選択肢に

2021年03月23日 13:21

8名の医師が参考になったと回答 

 大塚製薬は3月22日、V2受容体拮抗薬OPC-61815(一般名:トルバプタンリン酸エステルナトリウム)について、ループ利尿薬などの利尿薬で効果が不十分な心不全における体液貯留を予定適応に製造販売承認を申請したと発表した。

 OPC-61815はトルバプタンのプロドラッグ注射剤で、静脈内投与後、速やかにトルバプタンへと加水分解され効果を示すことが非臨床試験などで明らかになっている。また同薬の有効性と安全性を検討した第Ⅲ相臨床試験では、トルバプタン錠15mg投与群と比較して非劣性であることが示され、安全性に関しても大きな問題は見られなかった。同薬は、静脈内投与可能な水利尿薬として、トルバプタンを経口で服用できない体液貯留を有する心不全の患者に対する新たな治療選択肢となることが期待される。

無料でいますぐ会員登録を行う

【医師限定】

初回登録で500円分のポイントをもれなく進呈!

(4月末迄/過去ご登録のある方を除く)

  • ・ ご利用無料、14.5万人の医師が利用
  • ・ 医学・医療の最新ニュースを毎日お届け
  • ・ ギフト券に交換可能なポイントプログラム
  • ・ 独自の特集・連載、学会レポートなど充実のコンテンツ

ワンクリックアンケート

大阪万博まであと1年

トップ »  医療ニュース »  2021年 »  短報 »  心不全の体液貯留に対する水利尿薬OPC-61815が承認申請