進行腎細胞がんへのレンバチニブ+ペムブロリズマブが適応追加申請
2021年03月31日 17:28
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エーザイとMSDは本日(3月31日)、進行腎細胞がんに対するマルチキナーゼ阻害薬レンバチニブ+抗PD-1抗体ペムブロリズマブ併用療法の適応追加を申請したと発表した。
今回の申請は、進行腎細胞がんの一次治療におけるレンバチニブ+ペムブロリズマブ併用療法の有効性および安全性を検証した第Ⅲ相試験CLEAR(307/KEYNOTE-581)結果に基づくもの。同試験の結果は、2021年2月に開催された米国臨床腫瘍学会泌尿器がんシンポジウム2021(ASCO-GU 2021)で発表された(関連記事「レンバ+ペム、未治療腎細胞がんで予後改善」)。両薬の併用療法は、主要評価項目の無増悪生存期間、重要な副次評価項目の全生存期間と奏効率について、対照薬のスニチニブに対する統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善を示していた。