ワクチン優先接種対象の血液疾患に見解
日本血栓止血学会
2021年04月16日 13:54
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日本血栓止血学会は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染予防のワクチン接種について、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)患者から問い合わせが多数あったとし、接種に関する注意点をまとめ、4月5日に公式サイトで発表した。TTPはSARS-CoV-2ワクチン優先接種の対象となる基礎疾患に含まれるが、筋肉内投与により血腫が形成される可能性がある。しかしSARS-CoV-2に感染するとvon Willebrand因子が増加し病態が悪化することなどから、接種によるベネフィットの方が大きいとしている。