韓国でニボルマブが胃がん・悪性胸膜中皮腫の一次治療へ適応拡大承認
2021年06月14日 17:05
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小野薬品工業は本日(6月14日)、韓国においてPD-1抗体ニボルマブ(商品名オプジーボ)が「進行または転移性胃がん、胃食道接合部がんおよび食道腺がんの一次治療(フルオロピリミジン系薬剤およびプラチナ系薬剤を含む化学療法との併用)」と「成人切除不能な悪性胸膜中皮腫の一次治療(抗CTLA-4抗体イピリムマブとの併用)」への適応拡大が承認されたと発表した。
胃/胃食道接合部/食道腺がんに対する承認は第Ⅲ相試験CheckMate-649に基づく。米国では同試験の結果を受け、今年(2021年)4月に適応拡大が承認されている(関連記事「米・ニボルマブが胃がん一次治療に対する初のICIとして承認」)。
悪性胸膜中皮腫に対する承認は第Ⅲ相試験CheckMate-743に基づく。わが国では今年(2021年)5月に適応拡大が承認されている(イピニボ療法、進行悪性胸膜中皮腫で承認取得)。