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Oncology Tribune

HDAC阻害薬ツシジノスタットが進行T細胞白血病リンパ腫に対し国内承認

2021年06月24日 16:12

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 Meiji Seika ファルマは本日(6月24日)、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害薬ツシジノスタットが再発または難治性の成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)に対し承認されたと発表した。

 ツシジノスタットは経口投与可能なエピジェネティックな作用を有するイムノモジュレーター。今回の承認は再発または難治性のATLを対象に国内で実施された第Ⅱb相試験の結果に基づく。また、再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)に対しても今年(2021年)4月に承認申請が行われている(関連記事「新規イムノモジュレーターHBI-8000が進行ATLLに対し承認申請」「HBI-8000、再発・難治の末梢性T細胞リンパ腫で効能追加申請」)。

 同薬は再発または難治性ATL、PTCLにおける希少疾病用医薬品の指定を厚生労働省より受けており、米国では固形がんを対象とした第Ⅰ/Ⅱ相試験が進行中である。

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