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新規ミトコンドリア標的薬剤darinaparsinが再発/難治性末梢性T細胞リンパ腫で承認申請

世界に先駆け日本で申請

2021年07月02日 13:22

7名の医師が参考になったと回答 

 ソレイジア・ファーマは6月30日、新規のミトコンドリア標的薬剤であるdarinaparsin(開発コード:SP-02)について、再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)を適応として、厚生労働省に対して製造販売承認申請を行ったと発表した。

 同承認申請は、昨年(2020年)6月に公表されたアジア国際共同第Ⅱ相臨床試験の結果等に基づき、世界に先駆け日本において行われた。

 同薬の作用機序は、ミトコンドリア機能の障害、活性酸素種の産生増加、および細胞内シグナル伝達系への作用と推定されており、 細胞周期の停止およびアポトーシスを誘導することで抗腫瘍効果を示すと考えられている。

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