遠隔医療で重度精神疾患のQOL改善?
2021年07月06日 05:15
13名の医師が参考になったと回答
統合失調症や双極性障害は疾病負担が大きく、長期にわたる治療を要し再燃および再入院リスクが高い精神疾患であるため、患者のQOLは低下する傾向にある。こうした患者のQOL改善に遠隔医療(telemedicine)は有効性を示すことができるのか―。ドイツ・University Hospital GreifswaldのUlrike Stentzel氏らは、両疾患を持つ重度精神疾患患者を対象に遠隔医療によるQOL改善効果について検討するランダム化比較試験(RCT)を行った。結果を、BMC Psychiatry(2021年6月29日オンライン版)に報告した。