喘息、蕁麻疹治療薬オマリズマブの在宅自己注射を保険適用
2021年08月12日 17:50
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ノバルティスファーマは8月11日、喘息および蕁麻疹の治療薬であるヒト化抗ヒト免疫グロブリン(Ig)Eモノクローナル抗体製剤オマリズマブ(商品名ゾレア皮下注75mgシリンジ、ゾレア皮下注150mgシリンジ)が在宅自己注射指導管理料の対象薬剤となり、本日から一定の条件下において同薬の在宅自己注射が保険適用されることを発表した。
今回の保険適用でプレフィルドシリンジ製剤による在宅自己注射が可能となるのは、既存治療で喘息症状をコントロールできない成人および小児(6歳以上)の難治性気管支喘息患者、もしくは既存治療で効果不十分な12歳以上の特発性慢性蕁麻疹患者。注射には医師が適切と判断し、事前に十分な説明とトレーニングを受ける必要がある。
なお、季節性アレルギー性鼻炎の患者は在宅自己注射の対象外とされている。