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統合失調症治療薬レキサルティOD錠が国内承認

2021年08月19日 13:18

2名の医師が参考になったと回答 

 大塚製薬は8月18日、統合失調症治療薬レキサルティ錠1mg、同2mg(一般名ブレクスピプラゾール)の剤形追加品目として「レキサルティOD錠0.5mg、同1mg、同2mg」の国内製造販売承認を取得したと発表した(関連記事「【統合失調症治療薬】ブレクスピプラゾール」)。

 同薬は、ドパミンD2受容体およびセロトニン5HT1A受容体に強く結合しパーシャルアゴニストとして働き、セロトニン5HT2A受容体にはアンタゴニストとして働くSerotonin-Dopamine Activity Modulator(SDAM)という新たな作用機序を有する。

 OD錠は口腔内で速やかに崩壊するため、嚥下困難な場合や急性期の病態などで錠剤をのみ込みにくい患者でも服用がしやすい。

 また、今回は新用量として0.5mg製剤が承認されている。これにより、特定の薬剤を併用している、または重度の腎機能障害および中等度から重度の肝機能障害を有する場合などで1mg製剤を2日に1回投与していたところを、0.5mg製剤を1日1回投与することが可能になり、服薬コンプライアンスの向上が期待できる。

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