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Oncology Tribune

イピニボ+化学療法、肺がん脳転移でOS延長

CheckMate-9LA試験のサブ解析、頭蓋内ベネフィットも良好

2021年09月15日 12:06

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 未治療のⅣ期/再発非小細胞肺がん(NSCLC)に対する化学療法への抗PD-1抗体ニボルマブ+抗CTLA-4抗体イピリムマブの上乗せ効果を検討した非盲検第Ⅲ相ランダム化比較試験CheckMate-9LA。主要評価項目の全生存(OS)、副次評価項目の無増悪生存(PFS)をいずれも有意に延長し(関連記事「免疫CP阻害薬併用+化学療法で肺がんOS延長」)、今年(2021年)の米国臨床腫瘍学会(ASCO 2021)では2年間の追跡時点でも有意なOS延長が得られ、OSのベネフィットはPD-L1の発現状況にかかわらず認められたことが報告された(関連記事「NSCLCへのイピニボ+化学療法、2年時も良好」)。米・オハイオ州立大学総合がんセンターのDavid P. Carbone氏らは、同試験のサブ解析において脳転移の有無別に見た有効性と安全性を検証。最短で2年以上の追跡時点で、化学療法へのニボルマブ+イピリムマブの上乗せは脳転移の有無にかかわらずOSを延長し、脳病変に対しても良好な結果が認められたことを世界肺癌学会議(WCLC 2021、9月8~14日、ウェブ開催)で報告した。

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