妊婦のHPV感染で早産リスク2.5倍上昇
カナダ・妊婦約900例を解析
2021年09月21日 05:05
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カナダ・Université de MontréalのJoseph Niyibizi氏らは、妊娠初期と後期におけるヒトパピローマウイルス(HPV)16/18型の持続的な腟内感染が早産リスクの約2.5倍の上昇に関連することが同国で実施した前向きコホート研究で判明したと、JAMA Netw Open(2021; 4: e2125308)に報告した。結果を踏まえ、Niyibizi氏らは「HPVワクチンの接種は、早産およびそれに関連する負担を軽減する可能性がある」と述べている。