JAK阻害薬ウパダシチニブ、30mg錠の新規剤形が承認取得
2021年09月27日 17:08
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アッヴイは本日(9月27日)、低分子の経口ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬ウパダシチニブ(商品名リンヴォック)について、30mg錠の剤形追加に関する医薬品製造販売承認を取得したと発表した。
同薬は先月(2021年8月)に、既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎を効能または効果とする適応追加承認を国内で取得したばかりで、用法・用量は「15mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態に応じて30mgを1日1回投与することができる」とされている。今回の30mg錠の剤形の承認により、アトピー性皮膚炎治療において15mg錠に加え30mg錠の剤形が新たな選択肢として加わると同時に、服薬する錠剤数を減らし、患者の服薬時の負担軽減につながることが期待されるという(関連記事「ウパダシチニブ、アトピー性皮膚炎へ国内適応拡大承認」)。