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片頭痛の新旧治療薬を比較

RCT 64件のシステマチックレビューとメタ解析

2021年10月15日 14:45

14名の医師が参考になったと回答 

 台湾・Kuang Tien General Hospital/Hungkuang UniversityのChun-Pai Yang氏らは、従来使用されているトリプタン系片頭痛治療薬と近年登場した新クラスの5-HT1F受容体作動薬lasmiditan(ditan系薬)、経口カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体拮抗薬rimegepant、ubrogepant(gepant系薬)の効果をランダム化比較試験(RCT)64件、計4万6,442例のシステマチックレビューとネットワークメタ解析で検討。その結果、新クラスの片頭痛薬はトリプタン系薬に比べて、投与2時間後での頭痛消失および緩和効果が低かったものの、有害事象はgepant系薬では少なかったとJAMA Network Open2021; 4: e2128544)に発表した。新クラスの薬剤は血管収縮作用がないため、心血管系の合併症のためトリプタン系薬剤が使えない患者などにおいて新たな選択肢となる可能性があるという。

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