高用量ICSは緑膿菌感染と死亡のリスク
重症COPD患者において
2021年10月22日 17:13
2名の医師が参考になったと回答
エジプト・Alexandria University Faculty of Medicineおよびスペイン・Hospital Universitario Son EspasesのHanaa Shafiek氏らは、頻繁に増悪を繰り返す重症の慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者358例を対象とする症例対照研究を行った結果、重症COPD患者において高用量の吸入ステロイド薬(ICS)の使用が緑膿菌感染症および死亡の独立した危険因子になる可能性が示唆されたとBMJ Open Respir Res(2021;8:e001067)に発表した。ICSの使用自体はこれらのリスクと関連していなかった。