透析患者のコロナ感染対策、在宅の考慮を
バクスターがプレスセミナー開催
2021年12月21日 05:00
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患した透析患者は予後が悪く、特に密閉された施設への頻繁な通院が必要な血液透析(HD)例では感染リスクが高まると考えられている。バクスターは11月30日、COVID-19流行下における透析診療をテーマとしたプレスセミナーを開催。演者の東京都済生会中央病院副院長/腎臓内科部長の竜崎崇和氏は「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染リスクはHD例に比べ腹膜透析(PD)例で低く、治療法の選択時にはこうした情報の提供も必要」と述べた。(関連記事:「透析施設のコロナ感染対策、伝播抑える工夫」)