Lecanemab、早期アルツハイマーを進行抑制
2022年05月15日 05:00
12名の医師が参考になったと回答
米・Eisai社/カナダ・McGill UniversityのAmir Abbas Tahami Monfared氏らは、早期アルツハイマー病(AD)に対する抗アミロイドβ(Aβ)プロトフィブリル抗体lecanemabの有効性と安全性を評価した第Ⅱb相試験(Study 201)に基づく長期健康アウトカムのシミュレーション結果をNeurol Ther(2022年4月25日オンライン版)に発表した。標準治療単独に比べてlecanemab追加により病態進行が遅くなり、軽度認知障害(MCI)および軽度ADの状態にとどまる期間が延長し、施設入所リスクが低下する可能性が示された。