円形脱毛症に経口JAK阻害薬を承認
米FDA、初の全身治療薬
2022年06月16日 17:03
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米食品医薬品局(FDA)は6月13日、米国で年間30万人以上が発症し、治療法が限られている重度の円形脱毛症(AA)に対する初の全身治療薬として、経口ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬バリシチニブを承認したと発表。同薬はブレークスルーセラピー(画期的治療薬)に指定されていた。日本において同薬は、2017年に関節リウマチを適応症として承認を取得し、アトピー性皮膚炎、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による肺炎の適応も取得している(関連記事「JAK阻害薬が円形脱毛症の有望株に浮上」)。