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ロコモとフレイルの関係は仮想通貨の為替?

LIFE研究の二次解析結果から
東京新宿メディカルセンター脊椎脊髄センター長 川口浩

 2018年03月23日 09:00
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8名の先生が役に立ったと考えています。

研究の背景:概念を提示したら検証するのがサイエンスのルール

 日本整形外科学会の「ロコモティブシンドローム」と同様に高齢者の健康寿命の延伸を目指したスローガンに、日本老年医学会の「フレイル」がある。こちらは、ガラパゴス「ロコモ」と違って、「frailty」という名称で国際的にも認知されている。

「スローガン」などと呼ぶと、どこかの国の軍事パレードを彷彿とさせて、またまた関係各所から貴重なご進言をいただくかもしれないので、差し障りなく「言葉・コピー」と呼ぶことにする。これなら命名プライオリティをゲットした先生たちが、罪悪感に苛まれることも少ないだろう。また、国民の健康維持のために言葉・コピーの介在が必要か否かについて議論するつもりもない。というか、もう両方ともできてしまっていて、学会も行政も一部の医療現場も、目を瞑ったまま突っ走っている。現状は、「ロコモやフレイルという言葉・コピーが国民の健康維持に有益である」という概念(コンセプト)について議論する段階と考える。

 サイエンスのルールとして、概念を提示した場合には、学術的エビデンスに基づいた「概念の実証(proof of concept;POC)」が必須である。当然、言葉・コピーの認知度向上は、POCが公正と結論されてから初めて進むべきステップである。ましてや、認知度向上のために、国民の税金を含む資金の多くを、広告代理店への支出に充填するなどは論外である。

 しかしながら、その点はさすがにフレイルである。広告代理店を使った認知度向上などは考えないで、高レベルの学術的エビデンスの地道な積み重ねによって、一歩一歩、POCを前進させている。今回取り上げる論文は、その1つに位置付けられる(Ann Intern Med 2018;168:309-316)。

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