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熱論!タバコ問題 熱論!タバコ問題

 タバコ問題は決して過去の話ではない。現在でも病因の多くを喫煙が占め、タバコを吸い続ける患者ほど病状の悪化を招き、次の疾患にかかり、死期を早める。既知の確率通りにこれらの事象は起きている。単に、「タバコは健康に悪いからやめればいい」では解決しない問題なのだが、世にあふれる喫煙をめぐる議論はいつも表層的だ。議論が足りていない。私が言うことがいつも正しいとも思っていないし、正しさだけが重要なわけでもない。この連載が、議論を深めるきっかけになればと思う。

*編集部注:一般に「タバコ」は植物を指し、製品は「たばこ」と記されるが、本連載では製品を「タバコ」と記す。

第4回 :新型タバコ問題から見える歪んだ社会の力学

2019年11月08日 05:00

12名の医師が参考になったと回答 

 今回は、米国の電子タバコによる急性肺障害への対応を通じて、タバコ問題との向き合い方を考察してみたい。私は、この問題は診療科を問わず、全医療者の日々の診療に関係していると考えている。今年(2019年)9月に報道され始めた米国における電子タバコ使用に関連した急性肺障害の症例数・死亡者数の増加が止まらな...

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