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第58回日本神経学会学術大会レポート

脳疾患治療につながる"回路図"示す

 さまざまな脳疾患に関する研究を進める上では、脳の仕組みや働きを検討した膨大なデータにアクセスする必要があるが、個々の研究者が独自にデータベースを構築することは容易でない。米・Johns Hopkins Universityの大石健一氏は、健康なヒトの脳における神経連絡の詳細(コネクトーム)を明らかにし、各脳疾患で障害されているネットワークの同定を目指すヒューマン・コネクトーム・プロジェクト(HCP)について第58回日本神経学会/第23回世界神経学会議(9月16~21日)で解説。その開発経緯と成果、臨床的意義や課題について述べた。...

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非ドパミン系治療薬でPDの歩行障害を改善

 歩行障害はパーキンソン病(PD)患者が訴える最も重要な症状の1つであり、従来の薬物療法では十分にコントロールできていない。東京女子医科大学神経内科准教授の飯嶋睦氏らは、L-ドパで治療中にwearing-offを来し、歩行障害を認めるPD患者を対象に、非ドパミン系のアデノシンA2A受容体拮抗薬イストラデフィリンを併用した際の歩行障害に対する有用性を検討する単独アームの前向き多施設共同臨床試験を実施。その結果、「イストラデフィリンはすくみ足を含む歩行障害、歩行関連の日常生活動作(ADL)を有意に改善する一方で、治療の妨げとなる新規の重篤な副作用は認められなかった」...

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高齢初発てんかんの特徴を分析

  現在、高齢のてんかん患者は増加の一途をたどっており、さまざまな事件や事故などを起こすリスクも懸念されることから、その対策は世界的に重要な意味を持つ。国際医療福祉大学(千葉県)神経内科教授で福岡山王病院(福岡県)脳・神経機能センター神経内科の赤松直樹氏は、同院のてんかん患者に対する調査結果を第58回日本神経学会/第23回世界神経学会議(9月16~21日)で報告し、その特徴や診療上の要点について解説した。同氏によると、高齢者の初発てんかんは側頭葉で生じやすく、アルツハイマー病(AD)に合併する例も見られるため、認知症外来で確認されることもあるという...

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脳卒中後の上肢麻痺改善に新システム

 脳卒中後の患者では約半数になんらかの運動麻痺が残るといわれており、その中でも上肢機能の回復割合は低く、特に手指麻痺を脳卒中発症前のレベルまで改善することは困難と考えられている。慶應義塾大学リハビリテーション医学教室教授の里宇明元氏は、同大学理工学部と連携して研究開発を進めている、脳波と機械を連動させる装置であるブレイン・マシン・インターフェース(BMI)を用いたリハビリテーション(以下、リハビリ)システムの有効性を第58回日本神経学会/第23回世界神経学会議(9月16~21日)で説明。「今年(2017年)3月にはBMIを用いた医師主導治験が開始され、近い将来の実用化を目指している」と述べた...

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一新されたてんかん分類のポイントを解説

 国際抗てんかん連盟(ILAE)は2017年4月、新しいてんかんおよびてんかん症候群の分類(New Classification of Epilepsy and Its Syndromes)を発表した。イタリア・University of PaviaのEmilio Perucca氏は、1989年に国際的なてんかんの分類がなされて以降、約30年間にわたる研究成果や知見を反映した今回の新分類が策定された背景やそのポイントを、第58回日本神経学会/第23回世界神経学会議(9月16~21日)で解説した...

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