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第50回日本集中治療医学会

周術期急性腎障害のUpdate

 腎機能が数時間~数日で急激に低下する急性腎障害(AKI)は周術期に多く発症し、予後悪化と関連するとの報告がある。現時点でAKIの根治療法はなく、発症前に高リスク患者の同定と予防のための周術期管理を行うことが重要とされる。京都大学病院手術部准教授の溝田敏幸氏は、第50回日本集中治療医学会(3月2~4日)で周術期AKIの予防と管理について最新の知見を紹介した。...

その抗菌薬は必要?選択のコツを紹介

 昨今、薬剤耐性(AMR)が世界的に大きな脅威となっており、感染症、がん、自己免疫疾患などの治療や外科手術などが安全に実施できなくなる恐れがあるとして、抗菌薬適正使用の重要性が叫ばれている。しかし、抗菌薬は慣習的に使用されたり、まれな感染症を想定して過剰投与されたりするケースも多く、使用の適正化への取り組みは容易ではない。佐賀大学国際医療学講座臨床感染症学分野教授の青木洋介氏は、集中治療における抗菌薬使用の考え方の要点について第50回日本集中治療医学会(3月2~4日)で発表した。...

集中治療後症候群、高齢敗血症患者の実態は

 近年、集中治療室(ICU)入室中または退室後に身体機能、認知機能、精神の障害を生じる集中治療後症候群(PICS)が注目されている。PICSは高齢者が陥りやすい敗血症で多いことが知られており、高齢化が進む日本では重要な課題になりつつある。神戸大学大学院外科系講座災害・救急医学分野特命教授の井上茂亮氏は、高齢の敗血症患者におけるPICSの発症率、臨床的特徴、敗血症発症後の2年生存率について検討。その結果を第50回日本集中治療医学会(3月2~4日)で発表した。...

日本版敗血症診療GL2024はどう変わる?

 日本版敗血症診療ガイドライン(J-SSCG)は2012年に刊行されて以来、4年ごとに改訂されている。第4版となる『J-SSCG2024』は2022年度に作成が着手された。J-SSCG2024特別委員会のメンバーで公立西知多総合病院救急診療センター(愛知県)部長の矢田部智昭氏は、第50回日本集中治療医学会(3月2~4日)で改訂に向け着々と準備が進められているJ-SSCG2024の概要を説明した。...

ICUで患者の意思決定をいかに支援するか

 救急・集中治療の現場において、人生の最終段階にある患者やその家族の意思決定に医療者はどう関わるべきか。帝京大学病院救急科高度救命救急センター病院准教授/救急医学講座准教授の伊藤香氏は第50回日本集中治療医学会(3月2~4日)で、救急・集中治療の終末期医療における日米間の違いや意思決定における患者支援について発表。「緊急を要する救急・集中治療の現場であっても、意思決定のための患者支援は必要。医療者は、患者とのコミュニケーションスキルを磨くトレーニングが不可欠だ」と述べた。...

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