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第66回日本糖尿病学会

SGLT2阻害薬、腎保護作用に薬剤差の可能性

 SGLT2阻害薬は血糖降下作用を有するだけでなく、心不全や慢性腎臓病への有効性が報告されているが、それらの有効性がクラスエフェクトかドラッグエフェクトなのかは不明である。そこで相澤病院(長野県)糖尿病センターの土屋泰佑氏は、同院外来で各種SGLT2阻害薬を1年以上投与された患者を対象に観察研究を実施。腎保護作用には薬剤間で差異がある可能性が示唆されたと第66回日本糖尿病学会(5月11~13日)で報告した。...

糖尿病と心不全、重要な7つの危険因子対策

 レセプトデータや電子カルテデータ、健診データなどリアルワールドのビッグデータが盛んに分析されている。循環器領域でのリアルワールドデータ研究を推進してきた東京大学循環器内科先進循環器病学教室特任講師の金子英弘氏は、これらのデータから糖尿病と心不全予防に重要な危険因子について検討した。第66回日本糖尿病学会(5月11~13日)での発表を紹介する。...

医療者から変えよう、糖尿病スティグマ

 治療法の進歩や生活習慣改善などにより、糖尿病のある人とない人の死因や死亡時年齢は、ほとんど変わらなくなりつつある。しかし、糖尿病への誤った認識や根強い偏見(スティグマ)によって苦しんでいる人はいまだ多い。国立国際医療研究センター糖尿病情報センター特任研究員の木村晶子氏らは、糖尿病患者を含む日本糖尿病協会会員を対象に「糖尿病の診療や生活に関するアンケート」を実施し、スティグマの実態について第66回糖尿病学会(5月11~13日)で報告。中には医療者からの偏見を訴える声もあり、同氏は「まずは医療者自身が立ち止まり、意識を変えなければならない」と呼び掛けた。...

久々登場の肥満症治療薬、承認までの光と影

 今年(2023年)3月にGLP-1受容体作動薬セマグルチド(商品名ウゴービ)が肥満症治療薬として承認されたが、日本では長らく肥満症に対する薬物療法の選択肢は限られ、日常診療で十分活用されているとは言い難い状況だった。第66回日本糖尿病学会(5月11~13日)で千葉大学病院病院長の横手幸太郎氏は、これまで世界で行われてきた肥満症治療薬の光と影を振り返りながら、今後のあるべき姿を訴えた。...

なぜ効く?糖尿病性腎症へのMR拮抗薬

 糖尿病性腎症治療の目的は、腎症進展による透析導入を防ぎ、透析前段階において心腎連関により増加する心血管死を抑制することである。これらの治療では血圧、血糖、脂質についての治療目標達成が重要であるが、治療目標を達成しても依然として心血管疾患や腎機能低下に関する残余リスクが存在する。大分大学内分泌代謝・膠原病・腎臓内科学講座教授の柴田洋孝氏は第66回日本糖尿病学会(5月11~13日)で、2型糖尿病を合併する慢性腎臓病(CKD)や糖尿病性腎症に対する非ステロイド型ミネラルコルチコイド受容体(MR)拮抗薬の働きを解説するとともに、期待される効果や注意すべき点について述べた。...

エンパグリフロジン、安全性の懸念を払拭

 SGLT2阻害薬は、慢性腎臓病、心不全、心血管疾患などへの便益に関するエビデンスが示されたことを踏まえ、2型糖尿病患者への使用頻度が増しているが、高齢患者では安全性が十分に確立されていない。岐阜大学大学院糖尿病・内分泌代謝内科学/膠原病・免疫内科学教授の矢部大介氏は、高齢日本人2型糖尿病患者を対象にSGLT2阻害薬エンパグリフロジンの長期投与による有効性および安全性を評価する国内第IV相二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験EMPA-ELDERLYの結果を、第66回日本糖尿病学会(5月11~13日)で報告。プラセボ群と比べ、エンパグリフロジン群は血糖コントロールが改善し、体重が減少した一方で、筋肉量の減少や筋力低下、安全性に対する新たな懸念は認められなかった。...

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