握手の代わりに"グータッチ"を、感染拡大防ぐ―英研究

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 欧米では、あいさつの際に握手や抱擁をするのが一般的。でもこの行為が、病原菌を広げているとしたら―。英アベリストウィス大学のSara Mela氏らは、握手の代わりに握った拳同士を突き合わせるいわゆる"グータッチ"(フィストバンプ=fist bump)であいさつをすることで、病原菌の拡大が防げる可能性があると、米医学誌「American Journal of Infection Control」の8月号(2014; 42: 916-917)に発表した。"ハイタッチ"(ハイファイブ=high five)も減らしたが、グータッチの方がより効果的だったという。衛生面から見た握手禁止は、今年6月に米国の研究者も提言している(「JAMA」2014; 311: 2477-2478)。

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