メトホルミンによるヒト大腸腫瘍の予防効果と安全性が世界で初めて証明された。横浜市立大学肝胆膵消化器病学の日暮琢磨氏らは,低用量メトホルミンが安全に非糖尿病患者において,ポリペクトミー後のポリープ・腺腫の新規発生を抑制することを,多施設第Ⅲ相ランダム化比較試験(RCT)で確認したと第102回日本消化器病学会総会(4月21〜23日,会長=東京医科歯科大学消化器病態学教授・渡辺守氏)で報告した。