血糖降下薬でコロナ有害転帰リスク低下

約370万例のシステマチックレビューとネットワークメタ解析

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 中国・Fujian Medical UniversityのZheng Zhu氏らは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で入院した糖尿病患者の転帰と入院前に使用していた血糖降下薬との関連を、観察研究31件・約370万例のシステマチックレビューとネットワークメタ解析で検討。その結果、解析対象とした8種類の血糖降下薬のうち、集中治療室(ICU)入室、侵襲的または非侵襲的な機械的人工換気の使用、院内死亡の複合リスクが最も低かったのはSGLT2阻害薬、次いでGLP-1受容体作動薬、ビグアナイド薬の順だったとJAMA Netw Open2022; 5: e2244652)に発表した。

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