本当に必要?白内障術後の抗菌薬全身投与 単一施設・術者における後ろ向き研究 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 白内障手術などの眼内手術における術後創部感染(術後眼内炎)予防の基本は周術期の抗菌薬点眼だが、術中・術後に点滴や内服による抗菌薬の全身投与が行われることもある。しかし、世界的に見て術後眼内炎予防としての抗菌薬全身投与は一般的でなく、有効性は確立されていない。岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科生体機能再生再建医学分野教授の松尾俊彦氏、落合病院(岡山県)薬局長の井口真宏氏らは、同院で松尾氏が白内障手術を施行した連続患者2,149例を後ろ向きに解析。抗菌薬全身投与の種類・期間別に術後眼内炎に対する有効性を検討した結果をInt J Environ Res Public Health(2022; 19: 15796)に発表した(関連記事「長期の周術期抗菌点眼が耐性化を誘導」)。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×