世界疾病負担研究(GBD)2021の腰痛研究グループ(Low Back Pain Collaborators)は、204の国と地域について1990~2020年における腰痛の有症率および障害生存年数(YLD)を推定するとともに2050年までの予測と、発症の危険因子を検討した。2050年には年齢調整罹患率が減少するものの、有症者は8億例を超えるとLancet Rheumatol(2023; 5: e316-e329)に発表した。