採血で認知症の診断が可能に?

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 アルツハイマー病(AD)やレビー小体型認知症(DLB)の正確な診断には、身体的負担が大きい脳脊髄液の採取や放射線被曝を伴うPET検査が必要であるため、臨床症状から診断されることが多いのが現状だ。東北大学大学院薬学研究科特任准教授の川畑伊知郎氏らは、負担が小さい微量採血により検出できる脂肪酸結合蛋白質(FABP)のバイオマーカーとしての有用性を検討。複数のFABPを組み合わせることでADやDLBなどの認知症、パーキンソン病(PD)を早期に検出し、発症前に予測できる可能性があると、Int J Mol Sci 2023; 24: 13267に発表した。

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