Muse細胞で脳梗塞の後遺症が改善 亜急性期患者対象のRCT 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 国内では年間約30万人が脳卒中を発症し、その6割は脳梗塞とされる。脳内の神経細胞は再生能に乏しく脳梗塞患者の約半数が後遺症に苦しんでおり、寝たきりや要介護認定の主な原因疾患の1つとなっている。急性期治療後のリハビリテーションによる神経機能の回復には限界があるため、脳の神経細胞を再生させる可能性のある幹細胞治療が期待されている。東北大学大学院医工学研究科教授の新妻邦泰氏、同大学院神経外科学教授の遠藤英徳氏らは、亜急性期の脳梗塞患者に対し腫瘍化のリスクが低い多能性幹細胞であるMuse細胞を静注投与する二重盲検ランダム化比較試験(RCT)を実施。投与後52週時点で安全性の問題は認められず、上肢機能の回復促進などの有効性が示唆されたと、J Cereb Blood Flow Metab(2023年9月27日オンライン版)に報告した。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×