CAR-T療法ブレヤンジ、再発・難治性濾胞性リンパ腫で適応追加承認を申請

ブリストル・マイヤーズ スクイブ

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 ブリストル・マイヤーズ スクイブは本日(1月31日)、CD19を標的とするキメラ抗原受容体遺伝子改変自家T細胞療法(CAR-T細胞療法)の製剤リソカブタゲン マラルユーセル(商品名ブレヤンジ静注)について、再発または難治性の濾胞性リンパ腫(グレード1、2、3A)に対する適応追加の承認を申請したと発表した。

 濾胞性リンパ腫は、Bリンパ球ががん化することで発症する。再発を繰り返すことが多く、治療を重ねるたびに無増悪生存期間(PFS)および全生存期間(OS)が短くなることが報告されている。日本国内では、悪性リンパ腫の中でびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に次いで2番目に多く、年間約9,400例が新規に診断されている。

 今回の承認申請は、再発または難治性のインドレント(低悪性度)B細胞性非ホジキンリンパ腫(グレード1、2、3Aの濾胞性リンパ腫を含む)患者を対象としたリソカブタゲン マラルユーセルの有効性および安全性を評価する国際共同第Ⅱ相試験(JCAR017-FOL-001試験)の主解析結果に基づいている。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする