妊婦貧血、妊娠前からサポートを

国内のエビデンスづくりが急務

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 近年、鉄欠乏性貧血のまま妊娠に臨む女性が増加している。しかし、国内では妊婦貧血のエビデンスが乏しく、定義や治療に関する基準も確立されていない。国際医療福祉大学成田病院産科・婦人科部長の永松健氏は、第76回日本産科婦人科学会(4月19~21日)で国内のエビデンスづくりが急務だと訴えかけ、「妊娠・分娩期の鉄欠乏性貧血に対しては、妊娠期だけでなく妊娠前から鉄補充の必要性を判断し、産褥期は鉄欠乏状態から速やかな回復を図る必要がある」と述べた。

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