チルゼパチド、非アルコール性脂肪肝炎に有効 第Ⅱ相SYNERGY-NASH試験 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 米・University of California at San DiegoのRohit Loomba氏らは、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者に対するGIP/GLP-1受容体作動薬チルゼパチドの有効性と安全性を検討した第Ⅱ相用量設定二重盲検プラセボ対照ランダム化試験(RCT)SYNERGY-NASHの結果をN Engl J Med(2024年6月8日オンライン版)に報告。「中等~重症の肝線維化を伴うNASH患者を対象にした52週の試験において、プラセボ群に比べチルゼパチド群では肝線維化の増悪がなく、NASHが有意に消失した」と述べている。 編集部注:NASHは不適切な名称として、昨年(2023年)欧米およびラテンアメリカの学会でmetabolic dysfunction-associated steatohepatitis(MASH)への変更が提唱され、本論文においてもMASHが使用されている。日本消化器病学会、日本肝臓学会も名称変更に賛同しているものの、日本語名が発表されていないため、この記事ではMASHをNASHに置き換えて記述する(関連記事:「NAFLDとNASHはスティグマ!名称変更へ」)。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×