皮膚の「センチネル傷害」で児童虐待を早期発見
より深刻な虐待に先行して発生、軽微で鑑別難しい
全国の児童相談所に寄せられる児童虐待に関する相談は増加の一途をたどっており、医療機関からの通告件数も2020年度には3,400件を超えていた(厚生労働省「令和2年度児童虐待相談対応件数」)。身体的虐待は心理的虐待に次いで多く、一刻も早い発見と介入が必要だ。こうした背景から日本小児皮膚科学会学校保健委員会は、「皮膚症状から気付くー子ども虐待診療の手引きー」(以下、手引き)を作成、同委員会委員で東京都立墨東病院小児科責任部長の大森多恵氏が内容について第123回日本皮膚科学会(6月6~9日)で解説した。「身体に重篤な損傷をもたらすより深刻な虐待に先行して起こる皮膚所見はセンチネル傷害(SentinelInjury:警告損傷)と呼ばれるが、軽微なものが多く偶発的外傷との鑑別も非常に難しい。受傷部位やパターンなどの特徴を知り、早期発見につなげてほしい」と訴えた(関連記事「子供の虐待防止に有効か、乳児期の"小さな虐待"に注目」)。
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