ALK陽性NSCLCにロルラチニブが優位

次世代ALK-TKI 3剤のマッチング調整間接比較

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 米・Weill Cornell MedicineのChristine Garcia氏らは、ALK融合遺伝子陽性の切除不能/進行非小細胞肺がん(NSCLC)に対す第三世代ALKチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)-ロルラチニブの第Ⅲ相ランダム化対照試験(RCT)データと第二世代アレクチニブ/ブリグチニブのRCTデータを、マッチング調整間接比較(Matching adjusted indirect comparison;MAIC)で比較検討し、各薬剤の有効性と安全性を推計した結果、「有効性についてはロルラチニブ優位となり、グレード3以上の有害事象(AE)発現率はアレクチニブに比べロルラチニブで高かったが、治療脱落や用量減量に至る率には差がなかった」とClinical Lung Cancer(2024年8月13日オンライン版)に報告した。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする