米・Boston Universityの古村俊昌氏らは、全国健康保険協会(協会けんぽ)の医療レセプトデータを用いて、日本の高齢夫婦9万3,000組以上を対象に、配偶者の心血管疾患(CVD)発症とパートナーの認知症発症との関連を検討。最大6年間追跡した結果、配偶者がCVDを発症しなかったパートナーと比べ、発症したパートナーでは認知症のリスクが1.3倍に上昇したとJAMA Neurol(2024年8月26日オンライン版)に報告した。