台湾・National Taiwan UniversityのFei-Yuan Hsiao氏らは、2型糖尿病患者をフレイルの重症度で3群に分けてGLP-1受容体作動薬とSGLT2阻害薬の有効性および安全性を比較検討。その結果、末期腎不全のリスクは全てのフレイルレベルで、重度高血糖による入院のリスクは軽度のフレイルで、いずれもSGLT2阻害薬群と比べてGLP-1受容体作動薬群で高かったとLancet Healthy Longev(2024; 5: 100621)に報告した(関連記事「GLP-1+SGLT2、心腎保護効果は?」)。