米・University of CaliforniaのConstance H. Fung氏らは、中高年の成人188例を対象に、ベンゾジアゼピン系睡眠薬の服用中止を目標として、用量を伏せて(盲検下で)漸減するとともに不眠症に対する認知行動療法(CBTI)にプラセボ効果を導く内容を追加(強化型)する治療法について、第Ⅱ相ランダム化比較試験(RCT)で検討。その結果、標準CBTIを用いて管理下(非盲検下)で用量を漸減する方法と比べ、服用中止率が有意に高かったとJAMA Intern Med(2024年10月7日オンライン版)に発表した。(関連記事「精神疾患9種でプラセボ効果を比較」)