不同意性交等被害者、年間17万人超と推定

女性被害者の実態と支援策

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 昨年(2023年)の内閣府の調査報告によると、国内の不同意性交等被害(旧強制性交等被害)について、警察に相談した女性はわずか1.5%であるという。警察での認知件数は2,611件だが、実際は年間約17万4,000人にも及ぶと考えられる。総合母子保健センター愛育病院(東京都)名誉院長の安達知子氏は、第34回日本性機能学会(9月13~15日)で「被害の認知件数は氷山の一角にすぎない」と指摘。性犯罪・性暴力被害者救済のためのワンストップ支援センター(以下、支援センター)への公的支援と防止策の重要性を訴えた。

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